彩の国ビジュアルプラザ6Fに所在する「早稲田大学川口芸術学校」の学生たちによる、映像メディアを使った様々な探求(=Explore エクスプローラー)を紹介します。アニメーション作品、ドキュメンタリー映像作品*、メディアアート作品**のほか、学校や授業の概要をご覧いただけます。
現代にあふれる様々な映像メディアを駆使したクリエイション(創造)を通して社会と関わろうとする、若さあふれる挑戦をたっぷりお楽しみください。
*ドキュメンタリー映像:事実に基づいた出来事や現象を記録した映像。
**メディアアート:コンピュータをはじめとする先端的なメディアを使ったインタラクティヴ(双方向的)な作品。
鋳物の技術でジュエリーを制作する赤岩さんにスポットを当て、その作業工程を詳しく紹介するドキュメンタリー。
かつての鋳物工場の姿を残しながら、新たにアートの拠点として再生させた金子良治氏のドキュメンタリー。
「キューポラのある街」川口市が、都市開発により工場は姿を消し、ベットタウンとして急速に変貌してゆく中で、アートスペースやアトリエなどによる都市再生の兆しを見せる作品。
ビリヤードに欠かせないキューを40年近く作り続ける川口市内の石垣さん。その製造にも機械化の波が押し寄せる中、手作りの良さを生かしてゆく。
市民参加の美術展「市展」。鋳物の街から文化都市へと成長する川口市の一端を担うアートの役割に迫るドキュメンタリー。
祭りの際に演奏された初午太鼓が、時代とともにその存亡が危ぶまれ、市民によって保存されている。領家にある「粋鼓会」を中心に伝統芸能の現在が綴られる。
川口市内で古くから駄菓子屋を営む店主の日常を追った作品。
現実と虚構の狭間で繰り広げられるアイデンティティの葛藤の物語。
人口7人の南国の島を舞台に、人々の生活を密着取材した美しいドキュメンタリー。
キーボードや電子ドラムを演奏することで、映像が音にあわせて様々な変化やアクションを起こす。音だけではなく、視覚的にも演奏者を表現する作品。
通りすぎる人の動きや軌跡が残像として残り変化するタイムマシンのような作品。ライブビデオソフト「vvvv」*3を使ったデモンストレーション。
*3「vvvv」: ドイツで製作されたWindows用ライブビデオソフト。フリーソフトながら日本のユーザーはごく少数。特に映像を扱う上でこれまでのソフトにない機能と安易な機動性を可能にしている。
暗闇が主人公に迫るあせりや恐怖感を表現した3DCGアニメ作品。
喜怒哀楽をテーマに温かみのある作品を目指して作られた立体アニメーション作品。
現代っ子が、一昔前へタイムスリップ!?元気のいい子供たちと戸惑いながらも、一緒に遊び始める。
カラスと女の子の恋の話を切り絵アニメーションで表現。(2006年東京国際アニメフェスティバル:グランプリ受賞作)
恐竜の化石に魅せられた少年が目にする、満月の夜に行われる不思議な儀式。幻想的なモチーフに溢れる、手描きアニメーション。
おもちゃの視点から見た、おもちゃの恐怖。独特の背景と、コミカルなキャラクターが織り成すアート・アニメーション。
ドキュメンタリー映像作品「ちびっ子や」に登場する駄菓子屋さんの支店が映像ミュージアムで1日だけ臨時オープンします。
会期 |
2006年9月22日[金]~12月26日[火] |
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開館時間 |
9:30~17:00(入場16:30まで) |
休館日 |
月曜日(祝日の場合は翌平日) |
会場 |
映像ミュージアム |
映像ミュージアム入館料 |
大人¥500/小中学生¥250(常設展示もご覧いただけます) |
主催: |
埼玉県 |
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共催: |
早稲田大学川口芸術学校 |
後援: |
川口市、川口市教育委員会 |
企画: |
映像ミュージアム / 早稲田大学川口芸術学校 |
制作: |
株式会社デザインアートセンター |
映像ミュージアム
048-265-2500