2006年4月には携帯電話やノートパソコンなどのモバイル機器のためのテレビ放送である「ワンセグ」が始まります。映像を持ちだす、あるいは映像を身につけることはとても身近になってきています。
モバイル映像は、これからのわたしたちの生活にどのような影響をあたえてゆくのでしょうか?
本展覧会では、モバイル映像を支えるテクノロジーをわかりやすく解説するとともに、ワンセグや映像を鑑賞できるさまざまなモバイル機器の展示を行います。
モバイル映像は、あたらしい映像鑑賞スタイルを生むだけでなく、映像コンテンツや映像をつくる手法まで変化をもたらす可能性があります。
本展覧会を通して、これからのモバイル映像のあり方や可能性について考えてみませんか?
※ワンセグ・・・携帯機器向けの地上デジタルテレビ放送サービス。
※映像が表示されるのに少々お待ち頂くことがございます。
「映像をもちだす」ことができるさまざまな機器を展示します。
いつでもどこでもキレイなテレビを!「ワンセグ」対応携帯電話 W33SA(サンヨー)/ W41H(日立製作所)
異なる情報や映像を同時表示「デュアルビュー液晶」(シャープ)
ドライバーはカーナビ、助手席はテレビ!「デュアルビュー液晶」搭載カーナビ DUAL AVN7905HD(富士通テン)
プライバシーを守る「ベールビュー液晶」搭載携帯電話 DOLCE/SH902i(シャープ)
バッグがディスプレイに!?「Bag PC Style」(リコー)
めがねに取り付けられるヘッドマウントディスプレイ「SV-6 PC VIEWER」(Micro Optical)
日本輸入販売元 : MIKIMOTO Beans
リップスティック型映像再生機「Video Bulb」(クワクボリョウタ/明和電機)
携帯電光掲示板型電子アクセサリー「BITMAN」(クワクボリョウタ/明和電機)
アクセサリーにイメージを!「Medallion I」(ノキア)
© Sony Computer Entertainment Inc.
PSP®「プレイステーション・ポータブル」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)でテレビや映画を観賞してみよう!
「プレイステーション」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。また、「PSP」は同社の商標です。
キレイ・うすい・くっきり 究極のディスプレイ「アクティブ型カラーOLED」(コダック)
有機物が自ら光る現象を利用した「OLED」は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイを超える新しい技術として注目されています。
最先端技術を駆使して、材料、素子特性の向上により、デジカメ、携帯電話、ポータブルテレビに必須とされる究極の美しさと薄さを実現しました。
将来は壁掛けテレビへの応用も期待されています。
OLEDはプラスチックに有機物を塗り、光らせることができるので、曲がるディスプレイとしても期待されています。
OLEDをご覧になれる、貴重なチャンスをお見逃しなく!
※OLED: Organic Light Emitting Diode、日本語名:有機ELディスプレイ
ワンセグ放送技術とは?映像圧縮技術とは?電池切れの不安をなくすあたらしい電池とは?モバイル映像を支えるテクノロジーについてわかりやすく解説します。
KDDIが東芝(右)および日立製作所(左)と共同開発した、燃料電池を内蔵した携帯電話の試作品。燃料メタノールを注入するだけで長時間使用でき、充電時間が不要になるなど、便利になります。
映像はテレビや映画館、コンピュータディスプレイをこえて、さまざまな姿で私たちの生活に入り込んできています。映像を持ちあるくことがふつうになると、どんなことが起きてくるのでしょうか?今からでは想像もつかないモバイル映像ライフを、“ウェアラブル伝道師”として活躍する塚本昌彦氏(神戸大学教授)が予言します。
会期 |
2006年2月17日[金]~5月28日[日] |
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開館時間 |
9:30~17:00(入場16:30まで) |
休館日 |
月曜日(祝日の場合は翌平日) |
会場 |
映像ミュージアム |
映像ミュージアム入館料 |
大人¥500/小中学生¥250(常設展示もご覧いただけます) |
主催: |
埼玉県 |
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後援: |
川口市、川口市教育委員会 |
企画: |
映像ミュージアム |
企画協力: |
羽鳥光俊氏(中央大学教授、東京大学名誉教授、国立情報学研究所名誉教授)、塚本昌彦氏(神戸大学教授) |
協力: |
NHK総合企画室、株式会社ギャガ・コミュニケーションズ、コダック株式会社、シャープ株式会社、ソニースタイル・ジャパン株式会社、日本サムスン株式会社、ノキア・ジャパン株式会社、富士通テン株式会社、株式会社リコー、MIKIMOTO Beans、吉本興業株式会社(50音順) |
制作: |
株式会社デザインアートセンター |
映像ミュージアム
048-265-2500